命あるもの

こんにちは
山田麻衣です。
私にはとてもとても大切な
福太朗という犬がいます。
姉の飼っている犬ですが
一緒に住んでいた時期もあり、
私の家族でもあります。
先日、姉の家に泊まりにいくと
ヘルニアが発症していました。
これが初めてではないですが、
今回はとにかく悪化したのです。
痛みで息も上がり、プルプルと震えて
トイレを自分ですることも出来ず
寂しくてクーンと鳴いています。
その姿を見ることがとても辛く、
病院に連れて行ってあげたくても
お盆休みで安静にするしかない、
そんな状況でした。
ヘルニアはその状態によって
ステージごとに分かれているのですが、
1番重たいものになると
発症して48時間以内に手術しなければ
下半身が麻痺します。
元気いっぱいだった福太朗が
車椅子になったら??
このまま死んでしまったら??
色んなことを考えました。
どんな事をしてでも生きていてほしいとも。
ですがこれは
私のエゴでしかありませんでした。
福太朗は自分に
ヘルニアが起こったことも
全て受け入れ、在るがままに
委ねていたのですから。
受け入れきれていないのはただただ私。
本人は受け入れているのに
私のエゴでしかない、
その頑張ってほしいだとか
何としてでも生きててほしいという感情を
押し付けていいのか?
それを口に出してしまったら
きっと福太朗は無理矢理にでも頑張るんです。
相手が喜んでくれることが
大好きな犬だから。
そして家族を安心させたいから。
命に関わる病気ではないけれども
今回のこの事は
私にとってすごく考えさせられる
出来事となりました。
もしその時が来ても
「頑張れ!!」
とかではなくて
「ありがとう」
「好きなようにしていいんだよ」
と言える自分でありたいなと思います。
その為にはやっぱり
毎日どのように自分が過ごしていくか?
なのでコツコツ積み重ねるしかないのです。
がんばろう‼︎
ちなみにヘルニアは病院での検査の結果、
1番重たいものではなかったので
麻痺となることはないみたい。
手術して回復を待つ方向となったので
一安心なのでした。